令和6年5月度は、5/18(土) 日光市鳴虫山(1103m)。参加16名、4台の車に分乗し、GTを出発。9:10目的地到着。市営駐車場は既に満車。近くのお寺さんに伺い駐車のお願いをしたところ、快くお許しを頂いた。登山道に入り間もなく天王山神社へ。本日の山行の安全祈願と記念写真をと、集まったところ「あっ、ヤマビルだ!」の声。一同足元を見回し、2~3名のメンバーが大事の前に捕まえ、まずは大過なく一安心。神社を後に山頂を目指す。山登りとはいえ上る一方の山道。スギ、ヒノキの林をひたすら足元のみを見て黙々と歩く。ふと見上げると新緑の向こうに青空をバックにした女峰山の美しい姿が。見とれながら歩いていると神主山(842m)に到着しひと休み。日光連山の山並みに励まされ鳴虫山に向けて出発。登山道に張り出した根っこの上を歩くので足への疲労がじわりじわり。しばらくして頭上に明るさを感じ急な坂道を上り詰めると鳴虫山山頂広場に到着13:00。既に何組かの先客が昼食をとっていた。皆それぞれ好みの場所を選んで待望の弁当を開く。腹が満たされたところで周りの景色に目をやると、青空を従えた雄大な日光の山々が心にゆとりを、そして下界の暑さを忘れさせてくれた。13:30下山開始。登る時は見上げるような根っこ道の斜面であったが、下山では根っこが目立たず比較的軽やかに足が動いた。16時登山口にゴール。今日一日の歩数は2万歩。根っこの上をチョコマカと歩いたためか珍しく歩数が多かった。本日の山行ほど「歩く」ことの大変さを身に染みたことはなかった。「歩く」とは「止」まるを「少」なくすると書くが、我らが人生のようなもので、一歩一歩、止まるを少なくして少しでも前を目指して進みたいと感じた今日の山行でした。
(文 川名一郎 / 写真 小林治男)
カテゴリー