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ハイキングクラブ(記録)

OB会R7/7月度ハイキング:執念の那須 朝日岳

 令和7年7月度ハイキングは、7/19(土) 那須五峰の一つ「峻嶮な朝日岳」を踏破するハイキングです。朝日岳は、過去3年、5度のハイキング計画がありましたが、全て、天候不順のため「途中下山or中止」となった”不遇な山”でもあります。今回、天候にも恵まれた事から、期待を込めて、参加者:13名、6:30 元気に出発です。途中、那須五峰は、曇に覆われ”一抹の不安”、ただ那須湯本を過ぎる頃から青空が見え始め、峠の茶屋(1,462m)到着時点では、紺碧な空となりました。勇む気持ちを抑えつつ、予定より40分早く、9:20登山開始。灌木帯を過ぎて見晴らしの良い”ザレ場”に至ると”雲上の世界に、気分高揚 ” 左に茶臼岳北面をトラバ-ス、右に赤壁の朝日岳を見ながら、爽やかな風が吹き込む登山道を峰の茶屋(1,720m)に向けて軽快に進む。峰の茶屋で休憩、想定以上に広がる雲海の景色に、全員 超満足な笑顔。これより、念願の朝日岳踏破に出発、剣が峰岩稜、恵比寿大黒を経由し、難関のクサリ場、ザレ場を乗り越え、”朝日の肩”到着。頂上は目の前、最後の力を振り絞って、朝日岳(1,896m)頂上に立つ。切り立った頂上からのパノラマ、茶臼岳/剣が峰/三本槍岳、雲海に浮かぶ遠き山々は、圧巻でした。”朝日の肩”に戻り、昼食となるが、食後の余韻に浸る仲間達を尻目に、高揚した気分を消化のため、”1,900m峰/茶臼岳”トレランする強者もおり、故障者もなく、全員が無事”念願の朝日岳踏破”、往復:約230kmの乗り合いハイキングでした。
(文 松嶋二三夫 / 写真 小林治男)

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